2013年2月28日木曜日

必ず春は来る



築120年の町家に大きくの一文字


"古き良き"が建ち並ぶ町ならまち。


そこに佇む一軒のお店、


洋食 春。


オーナーの中林さんと知り合ったのは一冊の雑誌がきっかけでした。





「なんて凄い人だろう」


22歳の時、手に受けた傷がもとで治療法の見つかっていない大病を患ってしまう。


料理人としての復帰を目指し治療を続けていたが、


無情にも左腕切断。


海外の医療現場においては、この病を発症した人の社会復帰はほぼ


不可能だったそうです。


—料理人—


親しい友人ですらその復帰を絶望視していました。



しかし、そんな困難な状況の中で、


必ず春は来る


二人三脚で歩んだ医師の言葉を胸に


中林さんは一つの夢に向かって不屈の前進を始めました。




ここでは書ききることのできない、


あらゆるマイナス要素を踏み越え


2011年10月、念願の洋食店をならまちにオープン。


平坦ではなかったであろう道程。



先日お店にお邪魔した折、


「あらゆる事に感謝できるようになりました。」


破顔一笑語っておられました。





優しい笑顔に深いまなざし。


自身に打ち勝ち、挑戦という姿勢を崩さない、


鍛え抜かれた生命の力を深く深く感じました。








そんな中林さん、


今年、新たな事に挑戦する予定。


一体その挑戦とは。


またここで報告させていただきます。




奈良にお越しになりましたら、


洋食 春


是非行ってみてください。


もちろん、・・・美味しいです!




洋食 春
tel 0742-24-5187
水曜定休日(祝営業)
営業時間 11:30~21:00




そしてこちらは

なんだか元気になる中林さんのブログです。